news

2021.12.30
小児かかりつけ医制度について
2021.11.2
クリニックが1歳になりました
2021.10.22
日本脳炎ワクチンの予約を再開します
2021.8.7
小児や妊娠・授乳中の女性のコロナワクチン接種について
2021.7.27
専門外来を開設します
2021.5.14
おたふくかぜワクチンのWeb予約を再開します
2021.2.21
子宮頸がん予防HPVワクチンについて
2021.2.5
心臓外来について
2021.1.26
日本脳炎ワクチン接種制限
2021.1.18
日本脳炎ワクチンの接種制限

小児かかりつけ医制度について

当院は2020年12月1日から、「小児かかりつけ医制度」の施設基準を満たし登録施設となっています。

この制度は、当院を4回以上受診したことのある6歳未満のお子様 が対象です。

緊急時の常時電話対応(診療時間外を含む)
予防接種スケジュールやワクチン情報提供
急病時の診療、ホームケアの指導
健診、発達段階に応じた指導や健康相談
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、夜尿症、便秘などの慢性疾患の管理指導
必要時の連携施設への紹介
かかりつけ医へ登録頂いたお子様へのとりくみ

対象となるお子様は、ご登録頂けますと幸いです。

かかりつけ医として、子育て中のご家族の不安を少しでも解消することが、当院の理念の一つです。

一箇所の医療機関のみで登録が可能ですが、他の医療機関も引き続き受診可能です。

同意書を頂くことで登録完了となります。登録は任意で随時変更可能です。

こども医療費助成受給者証をお持ちの方は新たな窓口負担はありませんので、デメリットはありません。

助成対象外の方は、約60円の窓口負担です。

対象とならない方やご同意を頂けない方も、しっかりと診察させて頂くことは変わりませんので、ご安心ください。

継続して診させて頂くことで、ワクチン接種スケジュールや発達・発育段階の把握、慢性疾患に対する治療がしやすくなるメリットがあります。

詳細や、登録をご希望の方はお気軽にご相談下さい。

クリニックが1歳になりました

2021年11月2日で開院1周年なりました。

この一年、地域の皆様に支えられながら、

多くのこども達やご家族にご来院頂きました

当院をかかりつけ医としていただき

大切なお子様を任せて頂けることに、

大きな責任を感じながら、深く感謝しています。

また、勤務医時代に出会い、何度も心臓の手術や

心臓カテーテル検査を乗り越えたこども達が

元気な姿をみせに来てくれることも多く、

本当に幸せなことだと感じています。

小児科はこどもの未来を相手に診療する科です。

こどもや家族にとって何が一番良いのか、

かかりつけ医として常に模索しています。

最新の知見幅広い知識・技術はもちろん、

日常生活でのふとした心配や疑問について、

共感し寄り添う気持ちが大切だと感じています。

当院はまだまだ改善点が多く、私自身も

小児科医、父親として未熟だと感じる日々ですが、

開院当初から来てくれている赤ちゃんは、

既に歩き始めています。

私もスタッフも、こどもたちの未来のため

負けずに成長していきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

院長 高橋 怜

1周年ということで、ささやかながら

ノベルティを準備しました。

数に限りはありますが、

ご使用頂けますと幸いです。

日本脳炎ワクチンの予約を再開します

厚労省から接種制限の通知が出ていた日本脳炎ワクチンですが、この度、供給の目処がたちましたので

通常通りのWeb予約を再開いたします。

定期接種の時期は以下のとおりです。

1期3歳〜7歳6か月(計3回接種)
2期9歳〜12歳
日本脳炎の定期接種期間

日本脳炎蚊を介して感染する病気で、発症すると特別な治療法はありません

西日本では毎年感染があり、2015年には千葉県で小児の感染報告がありました。

少し特殊な接種期間ですので、過去記事もご参照下さい

インフルエンザなど、他のワクチンとの同時接種も可能です。

コロナワクチンは、他のワクチンと2週間空ける必要があります。

接種の際は母子手帳予診票を必ずお持ち下さい。

過去記事はこちら↓

小児や妊娠・授乳中の女性のコロナワクチン接種について

当院では子育て世帯・学生へのコロナワクチン接種を開始予定です。お子様だけではなく、

妊娠中・授乳中のお母さん方からお問い合わせも増えておりますので、情報を提供します。

私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか?

↑厚生労働省のサイトです。

女性の接種に対するQ&A

↑日本産婦人科感染症学会のサイトです。

「女性の皆様へ〜」というPDFファイルを御覧ください。

コロナウイルスワクチンは真偽を問わず様々な情報が溢れています。

デルタ株は若い世代や小児に対しても感染力が非常に強く

妊娠中、子育て中の方は、よりご不安なことと思います。

その中では、信頼できる情報かどうかの確認が大切です。

当院ではCOVID-19へ感染した場合の母体・胎児の重症化、後遺症のリスク、治療薬の選択、家族や社会への影響などを考慮し、また副反応のリスクも考慮して、納得して頂いた上で接種されることをおすすめします。

一方で、よく検討した結果接種「する」「しない」とした判断は尊重すべきであり、どちらも他者へ強制するものではないと考えております。

新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~ 

↑日本小児科学会のサイトです

未成年の方については、保護者の方がよく検討し決定して頂く必要があります。

ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽に当院へご相談下さい。

専門外来を開設します

火曜日16:30〜17:30に専門外来を始めます。

小児循環器専門医として、健診の二次精査、心雑音や動悸の検査、先天性心疾患、川崎病など。

小児科専門医として、夜尿症、便秘症、喘息、アレルギー、発達相談など。

専門外来は少し余裕をもった予約枠にしております

初診でじっくりとお話や検査が必要な場合は、こちらの外来で診療をさせて頂きます。

ご希望の方は、お電話でお問い合わせ下さい。

おたふくかぜワクチンのWeb予約を再開します

製造上の理由によりおたふくかぜワクチン「タケダ」の供給が不安定となっております。

当院でも新規のWeb予約を中止しておりましたが、関係者のご尽力により、

おたふくかぜワクチン「北里第一三共」の安定供給が見込める状況となりました。

本日よりWeb予約を再開いたします

今後の需要増により再度予約制限とする場合もございますので、

1歳を迎えたお子様、就学前の学年のお子様は、お早めのご予約・接種をお願い致します。

おたふくかぜは感染力が強く、400-1,000人に一人の割合で難聴の後遺症を残します。

また、無菌性髄膜炎や精巣炎の合併、不妊などの後遺症を残す可能性がある病気です。

おたふくかぜワクチンは任意接種ですが、1歳と就学前の学年で2回接種が一般的です。

仙台市内在住の3歳未満のお子様は、費用助成を受けることができます。

↓過去の記事もご参照下さい

子宮頸がん予防HPVワクチンについて

日本では20−30代の子宮頚がんが増えています。

毎年約1万人が子宮頸がんとなり、3,000人近くの女性が命を落としています。

早期治療が可能な場合でも、早産や不妊症の原因になることがあります。

詳細はこちらのサイトを御覧下さい。

日本以外の国では、HPVワクチンの普及により

子宮頚がんは減少しています。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについて、積極的勧奨が再開されました。

2013年の定期接種開始当初、接種によるとされる「様々な症状」について報道がされ、

不安を感じている保護者の方も多いと感じていますが、

現在は予防接種との因果関係はないと結論付けられました。詳細は、厚労省のQ&Aを御覧下さい。

小学校6年生から高校1年生の年度末まで、

4価ワクチン「ガーダシル」を無料で定期接種することができます。

6か月かけて計3回接種が必要です。高校2年生に入ると残りが任意接種(有料)となってしまいますので、お早めの接種をお勧めします。

更に、今年の2月から9価ワクチン「シルガード9」が国内でも使用可能になりました。

ガーダシルはがん化を起こすHPV感染の65%を予防できると考えられていますが、

シルガード9は90%以上とされています。

海外ではこちらが主流となってきていますが、

現時点では定期接種での使用ができません

高額になってしまうのが難点ですが、

高校2年生以上の方や任意接種をご希望の方はこちらをお勧めします。

シルガード9は「ワクチンQダイアリー」への登録が必要なワクチンです。

初回接種の際に詳細をご説明いたします。

また、当院では男性へのシルガード9の接種は行っておりません。

当院の任意接種ワクチンの価格はこちらです。

HPVワクチン接種をご希望の方はお電話でご相談・ご予約下さい。

4月2日追記ガーダシル定期接種、シルガード9について、多くのご予約を頂いております

HPVワクチンはネットニュースでも話題になっています。

シルガード9は当院では3月から接種開始しています。20−30代の女性や、海外留学生の方も多く接種しています。

ワクチンによって重篤な副反応がみられた方は、現時点では確認しておりません。

在庫状況によっては前日でも接種可能ですので、お電話でお問い合わせ下さい

HPVワクチンは優先時間(14:30〜15:30)外でも対応いたしますが、アプリの説明や接種後30分ほど院内で休んで頂きますので、お時間に余裕を持ってお越しくださいますようお願い致します。

心臓外来について

「赤ちゃんの100人に1人は心臓に何らかの問題をもって生まれてくる」と言われています。

一方で、川崎病心筋症不整脈など、生まれてから発症する心臓の病気もあります。

当院で行う主な検査は、こちらをご参照下さい。

動悸や息切れ、胸痛など気になる症状がある方はお気軽にご相談下さい。

初回は時間がかかる場合がありますので、

お時間に余裕を持ってお越し頂くようご協力をお願い致します。

心疾患の紹介状をお持ちの方は、お電話でご相談頂けますと幸いです。

開院当初より、他院の小児科の先生からも心臓病を疑うお子様をご紹介頂き、各医療機関と連携して診療にあたらせて頂いております。

また、心疾患の術前・術後の患者さんも、

心機能を考慮しながら日常的な風邪や胃腸炎、便秘、湿疹などの小児科診療を行います。

当院での診察の結果、検査入院・手術が必要な場合は、連携施設へご紹介させて頂きます。

入院治療後は引き続き当院での通院治療が可能ですので、ご相談下さい。

小児循環器専門医として専門施設で勤務し、

多くの心臓カテーテル検査や

入院・外来診療を担当してきましたが、

病院よりもさらに身近な目線で

心臓の病気をもつこども達とご家族の

おだやかな日常を手助けすることが、

クリニックを開業した理由の一つです。

日本脳炎ワクチン接種制限

日本脳炎ワクチンの接種制限について、

多くのお問い合わせを頂いております。

4月から12月頃まで、日本脳炎ワクチンは全国的に

供給困難な状況が予想されます。

より多くのお子様が免疫を獲得できるよう、

現在は第1期の1、2回目の方(3歳頃の方)

定期接種期限が迫っている方(7歳または12歳)

を優先的に接種しております

それ以外の方につきましては、

安定供給再開後のご予約をお勧め致します。

当院では供給制限解除後に

無料の定期接種時期を逃さないよう

接種可能な時点でご連絡を差し上げますので、

ご連絡を希望の方は、お電話または受診時にお申し込み下さい。

↓以前の記事はこちら

日本脳炎ワクチンの接種制限

3、4歳のお子様の保護者の方へ

ワクチン製造一時中止に伴い、厚生労働省より

日本脳炎ワクチン接種制限通知がありました。

現在は製造を再開していますが、

12月まで全国的に供給が制限される見通しです。

そこで当院も当面の間、

第1期の1、2回目の接種を優先的に接種とし、

第1期の追加(3回目)と第2期(4回目)は

12月以降のご予約をお願いしております。

日本脳炎ワクチンは3歳から定期接種が標準的で

2回目接種済の方は当面は免疫を得ると考えます。

標準的な接種時期は、以下の通りです。

1期(1~3回目)3歳〜7歳半
2期(4回目)9歳〜13歳未満

2回目は、初回から6日以上あけて接種します。

3回目は、初回から半年〜1年で接種します。

また、以下の年齢で条件を満たす方は

特例措置での定期接種が可能です。

H7年4月2日〜
H19年4月1日生まれ(現在14〜19歳)
4回の接種が終了していない場合
H19年4月2日〜
H21年10月1日生まれ(現在12〜14歳)
9歳以上での接種をしていない場合

ワクチン接種をご希望の方は、お手数ですが

Web予約ではなくお電話でご予約下さい。

とくに1、2回目を未接種の方、

定期接種の期限が切れそうな方は、

お早めにお問い合わせ下さい。1月18日現在、

既にご予約頂いた方は予定通り接種可能です。

また、無料の定期接種の時期を逃さないよう、

第1期追加(3回目)と第2期(4回目)についても

安定供給の再開後に当院から電話でご案内いたしますので

ご希望の方はご連絡お待ちしております

日本脳炎は東北地域ではあまり聞き慣れない病気ですが、

現在も東アジアでの流行、国内でも西日本は感染の危険性があります。

当該地域へ転居の可能性がある方につきましても、お早めにご相談下さい。

ご不便をおかけいたしますが、

ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。