インフルエンザ予防接種のご案内
今年は9月1日(火)午前6時からWEB予約を開始します。
接種開始日は10月2日(金)です。
今年も、次の2種類のワクチンを実施します。
生後6か月から接種できる「注射ワクチン」
2歳以上19歳未満が対象の「フルミスト」
予約枠の公開スケジュール
注射ワクチン・フルミストともに、毎月1日と15日の午前6時に、約2週間分の予約枠を公開します。
| 接種期間 | 予約開始日時 |
|---|---|
| 10月2日~10月15日 | 9月1日(火)午前6時 |
| 10月16日~10月31日 | 9月15日(火)午前6時 |
| 11月1日~11月15日 | 10月1日(木)午前6時 |
| 11月16日~11月30日 | 10月15日(木)午前6時 |
| 12月1日~12月15日 | 11月1日(日)午前6時 |
| 12月16日以降 | 11月15日(日)午前6時 |
11月以降の予約枠は予約状況とワクチンの在庫を確認しながら設定します。
予約は、接種希望日の2日前までWEBから可能です。
電話でのご予約・変更は受け付けておりませんので、ご了承下さい。
ワクチンの種類・接種回数・料金
ワクチンの仕入価格や接種にかかる諸経費の上昇に伴い、今年度は接種料金を改定しております。ご負担をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
[注射ワクチン]
生後6か月~12歳:2~4週間隔で2回
13歳以上:1回
2回接種する場合、標準的な接種間隔は2~4週間ですが、4週間以上空いても接種できます。
| 接種内容 | 料金 |
|---|---|
| 注射ワクチン 1回目 | 4,500円(税込) |
| 注射ワクチン 2回目(13歳未満) | 3,500円(税込) |
[フルミスト(点鼻ワクチン)]
対象年齢:2歳以上19歳未満
接種回数:1回
| 接種内容 | 料金 |
|---|---|
| フルミスト | 8,500円(税込) |
フルミストは曜日や時間帯にかかわらず選択できます。予定入荷数に到達次第、予約を終了します。
各種クレジットカード、QRコード決済、電子マネーをご利用いただけます。
土曜日の「インフルエンザ予防接種専用時間」
10月から12月までの土曜日は、午前9時から10時までを「インフルエンザ予防接種専用時間」とします。
待ち時間短縮のため、この時間帯はインフルエンザワクチンのみを接種し、次の対応は行いません。
他のワクチンとの同時接種
診察・処方
インフルエンザワクチン以外のご相談
同時接種をご希望の場合は、他の時間帯でご予約ください。
診察をご希望の場合、可能であれば同日に診察予約をお願いします。
予約が取れなかった場合は、WEB問診を事前入力の上、窓口でご相談下さい。
また、10月から12月までの土曜日は、電話でのお問い合わせ受付を午前9時45分から開始します。
ご家族・付き添いの方の接種
付き添いのご家族のほか、保育・教育・医療など、小児に関わる職業の方や実習生の方もご予約いただけます。1枠で予約できる人数は、次のとおりです。
通常の時間帯:2名まで
土曜日の専用時間:3名まで
フルミスト:2名まで
お子様はフルミストでご家族は注射の場合は、それぞれ別枠でご予約下さい。
平日3名以上で接種を希望される場合は、2枠に分けてご予約ください。
予約時間が離れてしまった場合も、早い方の時間に一緒にお越しいただき接種できます。
在庫管理のため、原則として当日の追加接種はできません。接種を希望される方は、事前に患者登録を行い、それぞれWEBからご予約ください。
予約時の注意事項
日程やワクチンの種類、人数等の変更は、WEB上で変更をお願いします。
1回目の接種時点では、2回目の予約枠がまだ公開されていない場合があります。2回目の予約は、接種間隔と予約枠の公開日をご確認ください。
フルミストは在庫がなくなり次第予約を終了します。
度重なる予約キャンセルがあった場合は、その後の接種をお断りすることがあります。
接種当日のお願い
来院前に、次の準備をお願いします。
ご自宅で体温を測ってください。
来院前に、WEB予診票を入力してください。
お子様は母子健康手帳を必ずお持ちください。
注射を受ける方は、腕をすぐに出せる服装でお越しください。
15歳未満の方は、母子健康手帳をお持ちでない場合、接種できません。
WEB予診票では、注射ワクチンとフルミストのどちらを接種するか選択できます。
フルミストを接種する方へ
鼻詰まりや多量の鼻水がある場合、ワクチンが十分に鼻腔内へ届かず、効果が低下する可能性があります。また、接種時に強く泣いてしまうことが予想される場合は、注射ワクチンの方が確実に接種できることがあります。
当日の鼻症状や状態によって、注射ワクチンへの変更や接種日の延期をご相談する場合があります。
インフルエンザにかかった後は?
同じシーズン中でも、A型インフルエンザに感染した後にB型へ感染するなど、異なる型のインフルエンザに複数回かかることがあります。
インフルエンザワクチンには、複数のA型・B型ウイルスに対応する成分が含まれています。
すでにインフルエンザにかかった方も、別の型の発症や重症化を防ぐため回復後の接種をご検討ください。
注射ワクチン
インフルエンザから回復し、登園・登校など通常の生活に戻れる状態になれば接種できます。
フルミスト
抗インフルエンザ薬を使用した場合は、薬剤ごとに次の期間を空ける必要があります。
| 使用した薬剤 | フルミスト接種までの間隔 |
|---|---|
| オセルタミビル(タミフル) | 最後の服用から48時間 |
| ザナミビル(リレンザ) | 最後の吸入から48時間 |
| ラニナミビル(イナビル) | 最後の吸入から48時間 |
| ペラミビル(ラピアクタ) | 最後の点滴から5日 |
| バロキサビル(ゾフルーザ) | 最後の服用から17日 |
ワクチンの効果について
インフルエンザワクチンを接種していても、感染や発症を完全に防げるわけではありません。
一方で、発症や医療機関の受診、入院のリスクを減らす効果が報告されています。ワクチンの効果は、流行するウイルスの型、ワクチン株との一致、年齢、シーズンなどによって変わります。
日本の小児を対象とした2024/25シーズンの研究では、注射ワクチンによってインフルエンザAによる外来受診が約57%、入院が約73%減少しました。
ワクチンを接種していてもインフルエンザにかかることはありますが、発症や入院などのリスクを減らすことがワクチンの大切な目的です。
重症化予防について
インフルエンザに感染すると、多くの場合は数日から1週間程度で回復しますが、まれに肺炎、熱性けいれん、心筋炎、脳症などの重い合併症を起こすことがあります。重症化するのは、基礎疾患のあるお子様だけではありません。
2026年にPediatrics誌に発表された米国の研究では、2016~2025年にインフルエンザに関連して亡くなった小児1,234人のうち、約半数は基礎疾患のないお子様でした。亡くなった小児の83%がワクチン未接種でした。また、この研究ではインフルエンザワクチンの接種により、小児のインフルエンザ関連死亡リスクが約80%低下していました。基礎疾患のないお子様でも、高い予防効果が認められています。
昨シーズンは、仙台市内でも小児の死亡例が複数あったことが、地域の小児医療関係者の間で共有されています。
インフルエンザ脳症では、発熱後の比較的早い段階からけいれんや意識障害などが急速に進行することがあります。抗インフルエンザ薬を早期に使用しても、重症化を完全に防げるとは限りません。
ワクチンは感染を完全に防ぐものではありませんが、インフルエンザの発症や入院、重症化のリスクを減らすことが期待されています。
生後6か月から1歳未満のお子様について
注射ワクチンは生後6か月から接種できます。近年の研究で、乳児についても未接種者と比較して発症・重症化予防の効果があるとされています。一方で、乳児はインフルエンザにかかった際の入院率が約3%(vs 2歳以降は0.8%)と、高い傾向があります。
そのため当院では、生後6か月以降のお子様についても、重症化する可能性を減らす目的で接種を推奨しています。乳児本人の接種に加えて、一緒に生活するご家族の接種により家庭内への持ち込みを減らすことも大切です。
卵アレルギーがある方へ
現在のインフルエンザワクチンに含まれる卵由来成分はごく微量であり、卵アレルギーがある方も多くの場合は接種できます。
卵を食べた際に呼吸困難や血圧低下などの重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、過去のワクチン接種後に強いアレルギー症状があった方は、接種前にご相談ください。
お子様への事前説明をお願いします
接種することを直前まで知らせないよりも、事前に年齢に合った言葉で説明しておくことで、お子様の不安や痛みを軽減できると言われています。
前日までに、
「病気にかかりにくくするためのワクチンをするよ」
「少しチクッとするけれど、すぐに終わるよ」
などと伝えてからご来院ください。
ご家庭で腕を出す練習や、接種時の姿勢を確認しておくこともおすすめします。
また、接種を終えたらたくさん褒めてあげて下さい。次回以降の自信にもなります。
ワクチン自体は痛い体験ですが、病気に対してのとても有効な対策です。
他のワクチンとの接種間隔
インフルエンザワクチンは、他の定期接種ワクチンと間隔を空けずに接種できます。
同じ日に複数のワクチンを接種することも可能です。発熱など副反応の頻度も変わりません。
同時接種をご希望の場合は、土曜日の専用時間ではなく、通常の予防接種枠をご予約ください。
1月の2回目接種について
ワクチンの在庫管理上、1月に2回目の接種を行うのは、原則として、12月までに当院で1回目を接種した方に限ります。
2回接種を希望される方は、できるだけ12月までに1回目をお済ませください。



