news

2026.8.12
インフルエンザ予防接種のご案内
2026.8.7
8月の診療日変更のお知らせ
2026.7.11
アトピー性皮膚炎に対する「ミチーガ®」による治療について
2026.7.10
水いぼ(伝染性軟属腫)の治療選択肢について
2026.7.7
ADHD治療補助アプリ「エンデバーライド®」による治療について
2026.6.1
当院の施設認定について(改訂)
2026.2.13
RSウイルス母子ワクチンについて
2026.2.2
年度内に定期接種を受けましょう
2025.10.29
痛くないインフルエンザ検査について
2025.10.4
HPVワクチンキャッチアップ接種について

インフルエンザ予防接種のご案内

今年は9月1日(火)午前6時からWEB予約を開始します。
接種開始日は10月2日(金)です。

今年も、次の2種類のワクチンを実施します。

生後6か月から接種できる「注射ワクチン

2歳以上19歳未満が対象の「フルミスト


予約枠の公開スケジュール

注射ワクチン・フルミストともに、毎月1日と15日の午前6時に、約2週間分の予約枠を公開します。

接種期間予約開始日時
10月2日~10月15日9月1日(火)午前6時
10月16日~10月31日9月15日(火)午前6時
11月1日~11月15日10月1日(木)午前6時
11月16日~11月30日10月15日(木)午前6時
12月1日~12月15日11月1日(日)午前6時
12月16日以降11月15日(日)午前6時

11月以降の予約枠は予約状況とワクチンの在庫を確認しながら設定します。

予約は、接種希望日の2日前までWEBから可能です。


ワクチンの種類・接種回数・料金

ワクチンの仕入価格や接種にかかる諸経費の上昇に伴い、今年度は接種料金を改定しております。ご負担をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

[注射ワクチン]

生後6か月~12歳:2~4週間隔で2回

13歳以上:1回

2回接種する場合、標準的な接種間隔は2~4週間ですが、4週間以上空いても接種できます。

接種内容料金
注射ワクチン 1回目4,500円(税込)
注射ワクチン 2回目(13歳未満)3,500円(税込)

[フルミスト(点鼻ワクチン)]

対象年齢:2歳以上19歳未満

接種回数:1回

接種内容料金
フルミスト8,500円(税込)

フルミストは曜日や時間帯にかかわらず選択できます。予定入荷数に到達次第、予約を終了します

各種クレジットカード、QRコード決済、電子マネーをご利用いただけます。


土曜日の「インフルエンザ予防接種専用時間」

10月から12月までの土曜日は、午前9時から10時までを「インフルエンザ予防接種専用時間」とします。

待ち時間短縮のため、この時間帯はインフルエンザワクチンのみを接種し、次の対応は行いません。

 他のワクチンとの同時接種

 診察・処方

 インフルエンザワクチン以外のご相談

同時接種をご希望の場合は、他の時間帯でご予約ください。

診察をご希望の場合、可能であれば同日に診察予約をお願いします。

予約が取れなかった場合は、WEB問診を事前入力の上、窓口でご相談下さい。

また、10月から12月までの土曜日は、電話でのお問い合わせ受付を午前9時45分から開始します。


ご家族・付き添いの方の接種

付き添いのご家族のほか、保育・教育・医療など、小児に関わる職業の方や実習生の方もご予約いただけます。1枠で予約できる人数は、次のとおりです。

通常の時間帯:2名まで

土曜日の専用時間:3名まで

フルミスト:2名まで

お子様はフルミストでご家族は注射の場合は、それぞれ別枠でご予約下さい。

平日3名以上で接種を希望される場合は、2枠に分けてご予約ください

予約時間が離れてしまった場合も、早い方の時間に一緒にお越しいただき接種できます。

在庫管理のため、原則として当日の追加接種はできません。接種を希望される方は、事前に患者登録を行い、それぞれWEBからご予約ください。


予約時の注意事項

1回目の接種時点では、2回目の予約枠がまだ公開されていない場合があります。2回目の予約は、接種間隔と予約枠の公開日をご確認ください。

フルミストは在庫がなくなり次第予約を終了します。

度重なる予約キャンセルがあった場合は、その後の接種をお断りすることがあります。


接種当日のお願い

来院前に、次の準備をお願いします。

ご自宅で体温を測ってください

来院前に、WEB予診票を入力してください

お子様は母子健康手帳を必ずお持ちください

注射を受ける方は、腕をすぐに出せる服装でお越しください。

15歳未満の方は、母子健康手帳をお持ちでない場合、接種できません。

WEB予診票では、注射ワクチンとフルミストのどちらを接種するか選択できます。

WEB予診票はこちら

フルミストを接種する方へ

鼻詰まりや多量の鼻水がある場合、ワクチンが十分に鼻腔内へ届かず、効果が低下する可能性があります。また、接種時に強く泣いてしまうことが予想される場合は、注射ワクチンの方が確実に接種できることがあります。

当日の鼻症状や状態によって、注射ワクチンへの変更や接種日の延期をご相談する場合があります。


インフルエンザにかかった後は?

同じシーズン中でも、A型インフルエンザに感染した後にB型へ感染するなど、異なる型のインフルエンザに複数回かかることがあります。

インフルエンザワクチンには、複数のA型・B型ウイルスに対応する成分が含まれています

すでにインフルエンザにかかった方も、別の型の発症や重症化を防ぐため回復後の接種をご検討ください。

注射ワクチン

インフルエンザから回復し、登園・登校など通常の生活に戻れる状態になれば接種できます。

フルミスト

抗インフルエンザ薬を使用した場合は、薬剤ごとに次の期間を空ける必要があります。

使用した薬剤フルミスト接種までの間隔
オセルタミビル(タミフル)最後の服用から48時間
ザナミビル(リレンザ)最後の吸入から48時間
ラニナミビル(イナビル)最後の吸入から48時間
ペラミビル(ラピアクタ)最後の点滴から5日
バロキサビル(ゾフルーザ)最後の服用から17日

ワクチンの効果について

インフルエンザワクチンを接種していても、感染や発症を完全に防げるわけではありません。

一方で、発症や医療機関の受診、入院のリスクを減らす効果が報告されています。ワクチンの効果は、流行するウイルスの型、ワクチン株との一致、年齢、シーズンなどによって変わります。

日本の小児を対象とした2024/25シーズンの研究では、注射ワクチンによってインフルエンザAによる外来受診が約57%、入院が約73%減少しました。

ワクチンを接種していてもインフルエンザにかかることはありますが、発症や入院などのリスクを減らすことがワクチンの大切な目的です。


重症化予防について

インフルエンザに感染すると、多くの場合は数日から1週間程度で回復しますが、まれに肺炎、熱性けいれん、心筋炎、脳症などの重い合併症を起こすことがあります。重症化するのは、基礎疾患のあるお子様だけではありません。

2026年にPediatrics誌に発表された米国の研究では、2016~2025年にインフルエンザに関連して亡くなった小児1,234人のうち、約半数は基礎疾患のないお子様でした。亡くなった小児の83%がワクチン未接種でした。また、この研究ではインフルエンザワクチンの接種により、小児のインフルエンザ関連死亡リスクが約80%低下していました。基礎疾患のないお子様でも、高い予防効果が認められています。

昨シーズンは、仙台市内でも小児の死亡例が複数あったことが、地域の小児医療関係者の間で共有されています。

インフルエンザ脳症では、発熱後の比較的早い段階からけいれんや意識障害などが急速に進行することがあります。抗インフルエンザ薬を早期に使用しても、重症化を完全に防げるとは限りません

ワクチンは感染を完全に防ぐものではありませんが、インフルエンザの発症や入院、重症化のリスクを減らすことが期待されています。


生後6か月から1歳未満のお子様について

注射ワクチンは生後6か月から接種できます。近年の研究で、乳児についても未接種者と比較して発症・重症化予防の効果があるとされています。一方で、乳児はインフルエンザにかかった際の入院率が約3%(vs 2歳以降は0.8%)と、高い傾向があります。

そのため当院では、生後6か月以降のお子様についても、重症化する可能性を減らす目的で接種を推奨しています。乳児本人の接種に加えて、一緒に生活するご家族の接種により家庭内への持ち込みを減らすことも大切です。


卵アレルギーがある方へ

現在のインフルエンザワクチンに含まれる卵由来成分はごく微量であり、卵アレルギーがある方も多くの場合は接種できます。

卵を食べた際に呼吸困難や血圧低下などの重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、過去のワクチン接種後に強いアレルギー症状があった方は、接種前にご相談ください。


お子様への事前説明をお願いします

接種することを直前まで知らせないよりも、事前に年齢に合った言葉で説明しておくことで、お子様の不安や痛みを軽減できると言われています。

前日までに、

「病気にかかりにくくするためのワクチンをするよ」
「少しチクッとするけれど、すぐに終わるよ」

などと伝えてからご来院ください。

ご家庭で腕を出す練習や、接種時の姿勢を確認しておくこともおすすめします。

また、接種を終えたらたくさん褒めてあげて下さい。次回以降の自信にもなります。

ワクチン自体は痛い体験ですが、病気に対してのとても有効な対策です。


他のワクチンとの接種間隔

インフルエンザワクチンは、他の定期接種ワクチンと間隔を空けずに接種できます。

同じ日に複数のワクチンを接種することも可能です。発熱など副反応の頻度も変わりません。

同時接種をご希望の場合は、土曜日の専用時間ではなく、通常の予防接種枠をご予約ください。


1月の2回目接種について

ワクチンの在庫管理上、1月に2回目の接種を行うのは、原則として、12月までに当院で1回目を接種した方に限ります。

2回接種を希望される方は、できるだけ12月までに1回目をお済ませください。

8月の診療日変更のお知らせ

学会・会議出席や夏季休暇のため、以下の日程につきまして診療時間を変更させていただきます

【8月】

8月10日(月)通常診療

8月11日(祝) 休日在宅当番医

8月12日(水) 通常診療

8月13(木)〜20日(木) 夏季休診

※8月9日(日)の日中は、当院長が仙台市夜間休日こども急病診療所にて勤務予定です。

また、8月12日は外部検査機関が夏季休業のため、

3歳児検尿や採血によるアレルギー検査は午前中のみとさせていただきます

休診日の前後は混雑が予想されますので、待ち時間が長くなることがあります。

ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします

【ご予約について】

当日診療枠
当日朝6:00より予約を開始します

再診予約枠(定期処方・経過観察など)
受診日の7日前から予約可能です
予約開始は7日前の午前0:00です

■ 予防接種・乳児健診
2か月前から2日前まで予約可能です
来院前に予防接種や健診の予診票をご記入下さい(WEB問診は不要です)

※一緒に診察や処方をご希望の方は、予約確定後に診療のWEB問診の入力にご協力をお願いいたします

【キャンセルについてのお願い】

無断キャンセルや直前のキャンセルは、他の体調不良のお子様が受診する機会を失ってしまいます。ご予約の際は日時をご確認いただき、やむを得ずキャンセルされる場合はお電話でご連絡をお願いいたします。

キャンセルが繰り返される場合は、WEB予約システムが一時利用停止されてしまいます。その際は、お手数ですが一度お電話でご予約ください。

必要なお子さまに適切な医療を届けるため、ご理解とご協力をお願いいたします。

アトピー性皮膚炎に対する「ミチーガ®」による治療について

かゆみが続いていませんか?

アトピー性皮膚炎では、皮膚の赤みだけでなく「かゆみ」が強く、お子さんやご家族の生活に大きな影響を与えることがあります。

  • 夜、かゆくて眠れない
  • かき壊してしまう
  • 集中できない
  • 外用薬を続けても十分改善しない
  • 治療の負担や睡眠不足などによりご家族の負担も大きい

このような場合には、新しい治療法が選択肢となることがあります。当院では、アトピー性皮膚炎のお子さんを対象に、保険適応の「ミチーガ®」による治療を開始しました。

ミチーガ®とは

ミチーガ®は、アトピー性皮膚炎の「かゆみの原因となる物質(IL-31)」の働きを抑える、皮下注射薬です。

外用薬や保湿だけでは十分な改善が得られないお子さんの「かゆみ」を改善し、睡眠や日常生活の質(QOL)の向上が期待できます。

このようなお子さんが対象です

  • 6歳〜17歳未満
  • 中等症以上のアトピー性皮膚炎
  • 1か月以上の外用薬による標準治療でもコントロールが不充分
  • 強いかゆみが続いている
  • 夜間のかゆみで睡眠が妨げられている

※適応については診察のうえ判断いたします。

当院での治療

ミチーガ®は、保湿や外用薬などの基本治療を継続しながら使用します。

お子さんの症状や生活への影響、ご家族のご希望を伺い、一人ひとりに適した治療をご提案いたします。

ご相談ください

「今の治療でなかなか改善しない」
「夜ぐっすり眠れるようになってほしい」

そのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

水いぼ(伝染性軟属腫)の治療選択肢について

水いぼ(伝染性軟属腫)は、小さなお子さんによくみられる皮膚の感染症です。基本的には1〜2年で自然に治っていきますが、かゆみや湿疹を伴って掻いてしまうと数が増えたり、ご兄弟へ広がることもあります。

当院では、お子さんの症状やご家族のご希望を伺いながら、保険診療や自由診療などの治療をご提案しています。

【M-BFクリーム®について】

M-BFクリーム®は、水いぼに塗布して使用する、自由診療の外用治療薬です。1日2回、水いぼに塗布していただきます。

水いぼは1〜2年で自然に治ることもありますが、M-BFクリーム®では2〜3か月程度で改善が期待できるため、「できるだけ早く治したい」「痛みを伴う摘除は避けたい」というお子さんには治療選択肢の一つとなります。

【ご相談ください】

M-BFクリーム®が適しているかどうかは診察のうえ判断いたします。

水いぼでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

ADHD治療補助アプリ「エンデバーライド®」による治療について

当院では、ADHD(注意欠如・多動症)のお子さんを対象に、治療補助アプリ「エンデバーライド®」による治療を開始しました。

エンデバーライド®は、ゲームのような課題に取り組みながら、注意力・集中力の改善を目指す保険適用の治療補助アプリです。医師による診療、生活・環境調整、必要に応じた薬物療法と組み合わせ使用します。

【当院で対象となる方】

小学1年生〜中学生(6〜17歳)

ADHDと診断されている方

当院で継続して診療を受けている方

環境調整や薬物療法などを行っても症状の改善が充分ではない方

※医師が適応を判断します。

【ADHDの診断について】

当院では、必要に応じて東北大学病院、宮城県立こども病院や発達相談支援センターなどの専門機関と連携して診療にあたっています。診断後は、生活・環境調整のご相談、薬物療法、エンデバーライド®による治療補助を当院で行っています。

【当院の診療体制】

当院では、

小児かかりつけ医のための発達障害スキルアップ講座
こどもの心相談医養成講習会(認定申請中)

を修了した医師が診療を担当しています。

エンデバーライド®は、すべてのお子さんが対象となる治療ではありません。ご希望の方は、診察時にお気軽にご相談ください。

当院の施設認定について(改訂)

当院では地域のかかりつけ小児科として、継続的な診療体制整備に取り組んでいます。

【小児かかりつけ診療料】

当院は厚生労働省が定める「小児かかりつけ診療料」の届出医療機関です。当院を4回以上継続利用されている6歳未満のお子さまについて、保護者の同意のもと「かかりつけ医」として登録を行っています。

登録されたお子さまについては、

・急な病気の際の診療や相談
・慢性疾患(喘息、アレルギー疾患等)の管理
・予防接種の受診状況確認と接種に関する相談
・乳幼児健診の受診状況確認
・発達や育児に関する相談
・必要に応じた専門医療機関への紹介

などを行っています。当院を4回以上利用された6歳未満の患者さんにつきましては、登録をご検討ください。かかりつけ医登録制度についてはこちらもご参照ください。

登録をご希望の方は受付または診察時にお申し出ください。

【電子的診療情報連携体制整備】

当院では質の高い医療を提供するため、医療DXを推進しています。

・オンライン資格確認を行う体制を有しています
・オンライン資格確認等から取得した診療情報を診察室で活用しています
・マイナ保険証の利用を推進しています
・電子処方箋に対応しています
・電子カルテ情報共有サービス等の医療DX体制整備に取り組んでいます

これらの診療情報を活用することで、より安全で質の高い医療の提供に努めています。

厚生労働省の定めにより、電子的診療情報連携体制整備加算を算定しています。

マイナ保険証をご利用いただくことで、診療情報や薬剤情報等を活用したより適切な医療提供につながります。

【発熱患者等への対応】

当院では受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑う症状を有する患者さんの診療を行っています。また、院内感染防止対策として、

・発熱患者さんの動線分離
・必要な感染防護具の使用
・換気および環境整備

を実施しています。厚生労働省の定めにより、外来感染対策向上加算等を算定しています。

【機能強化加算】

当院は地域におけるかかりつけ医機能を担う医療機関として厚生労働省へ届出を行っています。

当院では

・健康診断結果等に関する相談
・予防接種に関する相談
・介護・福祉サービスに関する相談
・必要に応じた専門医療機関等への紹介
・夜間・休日を含む緊急時の対応方法に関する情報提供

を行っており、初診時に厚生労働省の定める機能強化加算を算定する場合があります。

【明細書発行体制について】

当院は療養担当規則に基づき、診療報酬の算定項目が分かる明細書を無償で発行しています。

【一般名処方について】

当院では医薬品の供給状況等を踏まえ、後発医薬品の使用促進および安定供給の観点から、医薬品の一般名(有効成分名)による処方を行う場合があります。

一般名処方により特定の医薬品の供給が不足した場合でも、必要な医薬品を継続して受け取ることができます。

【外来・在宅ベースアップ評価料について】

当院では医療従事者の処遇改善および人材確保を目的として、厚生労働省の定める外来・在宅ベースアップ評価料を算定しています。

本評価料は医療従事者の賃上げに充てられ、将来にわたり質の高い医療を安定して提供するために活用されています。

こども医療費助成受給証をお持ちの方の自己負担はありません。

ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

RSウイルス母子ワクチンについて

RSウイルスに対する母子ワクチン「アブリスボ」ですが、仙台市では4月から定期接種となります。

妊娠28週0日から36週6日までの妊婦さんが定期接種の対象です.

当院では2024年7月から取扱いを始めていますが、当院で接種されたお母さんや赤ちゃんへの副作用はみられず、感染・重症化予防を実感できたケースもありました。

現在は任意接種のため高額、認知が進んでいないことが難点で、2026年1月現在で全国の妊婦さんの接種率は11%程度と言われています。

ご予約はお電話でお問い合わせ下さい

RSウイルスってどんな病気?

  • 1歳までに約半数、2歳までにはほぼ全員が感染を経験します。一度かかっても、シーズンが代わると何度もかかるウイルスです。
  • 発熱・長く続く鼻水・咳・喘鳴・哺乳不良などが主な症状です。
  • 日本では毎年2歳未満の約12万〜14万人がRSウイルス感染症と診断され、そのうち約3万人が入院を必要とすると推定されています。
  • 基礎疾患がなくても生後6か月未満の赤ちゃんは重症化することが多く、入院や、場合によっては呼吸管理が必要になることもあります。
  • 特別な治療薬はなく、後遺症として感染後に気管支喘息へ移行することがあります。
  • 当院からの緊急入院紹介のうち、約30%が生後6か月未満のRSウイルス感染症です。
  • これまでは早産児や基礎疾患のある赤ちゃんだけが受けられる予防接種(シナジス®、ベイフォータス®など)がありましたが、正期産の赤ちゃんに使えるワクチンは長い間ありませんでした。

 妊婦さんへのワクチン(アブリスボ®)について

  • 妊娠28〜36週の妊婦さんが1回接種します。
  • お母さんの抗体が赤ちゃんに移行し、生まれてからのRSウイルス発症を防ぎます。
  • 乳児期のRSウイルスによる発症を約50%、重症化を約80%減らします
  • 安全性:早産増加や赤ちゃんへの異常は報告されていません。妊婦さんへの副反応(発熱など)もほとんどみられません。
  • 料金は任意接種の場合30,000円(税込)、定期接種は無料です

年度内に定期接種を受けましょう

定期接種は多くの種類がありますが、

年齢ではなく、学年で定期接種期間が決まっているものが2つあります。

麻しん風疹(MR)ワクチンの2回目、

子宮頸がん(HPV)ワクチンです。

予防接種についてはVPDのサイトもご参照下さい。

MRワクチン小学校入学前の年度(4月1日〜3月31日)に1回追加接種する必要があります。

麻疹は近年アメリカを含む海外で増加傾向で、国内でも発症がみられています。

感染力がインフルエンザの10倍以上高く(空気感染)、ときに後遺症や死に至る感染症です。

年長さんは速やかに接種しましょう

同時に任意接種のおたふくかぜ三種混合不活化ポリオワクチンの接種も推奨されています。

HPVワクチン小学6年の4月1日〜高校1年の3月31日までです。

定期接種の時期を逃さないようお早めにご相談下さい。

おすすめは小学校6年生の2−3月に1回、中学校1年の夏休みに1回の2回接種です。

【15歳までに接種する場合

6か月空けて2回接種

【15歳以降に1回目を接種する場合

6か月間に3回接種

【1997 年度生まれから 2006 年度生まれの方】

キャッチアップ接種期間は2025年3月までに初回を終えれば2026年3月までは公費で接種可能

期間を超えると3回で約9万円の自己負担がかかります。

20-30代での子宮頚癌の発症率を大幅に抑えることができます。

HPVワクチンは下記の記事もご参照下さい。

Webまたはお電話で予約可能です。

ここからは任意接種のお話です。

3種混合ワクチン就学前と9〜12歳で推奨されています。国内外で百日咳の流行があるためです。

4種混合ワクチンで一旦獲得した百日咳の抗体価が小学生で低下するため、乳児に感染した場合、重症化する恐れがあります。そのため、小さなご兄弟がいる場合は接種を推奨します

就学前のおたふくかぜ、不活化ポリオの追加接種も推奨されています。

おたふくかぜも感染力が強く、当院でも年間数例診断します。

無菌性髄膜炎難聴精巣上体炎などの合併症がみられる病気です。

予防接種についてご不明やご不安な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

痛くないインフルエンザ検査について

当院ではインフルエンザ検査機器「nodoca」を導入しています.nodocaはインフルエンザウイルスに感染した初期段階で、喉の奥に現れる特徴的なリンパ濾胞の画像と症状などの情報を元に、感染の有無を

AI搭載咽頭内視鏡システムで判別します.

従来の迅速抗原検査との違いは以下のとおりです

痛みがないのどの奥を撮影します.鼻に綿棒を入れる必要がありません
早期に検査可能発熱6時間で抗原検査よりも高い検出率です.
24時間以降では抗原検査が高くなります
高い検査精度50万枚以上の画像とPCR検査結果AIが学習して抗原検査と同等の精度です
すぐに結果が出る撮影後約30秒で判定結果が出ます.
撮影前に事前情報入力が必要です.
A・B型の判別不可A・B型判定はできませんが、陽性の場合、治療方針は同じです
コロナは判定不可スクリーニング検査が可能になりました.
6歳以上が対象オエッとしにくく、大きく口を開けられる方が対象です
保険適応の検査で、検査料は抗原検査とほぼ同じです.

インフルエンザが疑われるたびにお子様が検査で痛い思いをしないよう、導入を決定しました.

オプションで、コロナのスクリーニング検査もできるようになりました.

nodocaが陰性でも、必要に応じて他の抗原検査を受けて頂く場合があります.

小学生以上で、発熱すぐ〜24時間以内の方が対象です.

nodocaでの検査をご希望の方は、事前にWEB問診を入れていただく必要がありますので、

ご協力をお願いいたします.「こちら」

HPVワクチンキャッチアップ接種について

当院では子宮頸がん予防のためHPVワクチン定期接種、任意接種、およびキャッチアップ接種行っています。

定期接種は小学校6年から高校1年生の3月までです。

15歳までに開始した場合は2回、15歳以上は3回接種する必要があります。

また、過去の接種勧奨差し控えにより、接種機会を逃してしまった世代のキャッチアップ接種にも対応しています。

キャッチアップ接種は2025年3月31 までに初回接種を終えれば、全3回無料で公費接種が可能となります。2回目と3回目の接種には3か月以上の間隔をあける必要がありますので、遅くとも今年の12月末までに2回目のワクチンを接種する必要があります

詳しくは仙台市のHPをご参照下さい。キャッチアップ接種について

【どうしてHPVワクチンを接種するのか?

子宮頚がんは性交渉によるHPVの感染が主な原因です。

日本では毎年約1万人が子宮頸がんとなり、20−30代の女性患者が増加しています。

毎年、約3,000人が命を落としています切除や抗がん剤治療などで治療可能な場合も、妊娠・出産が望めなくなることがあります

一方で、日本以外の先進国では、HPVワクチンの普及により、子宮頸がんは減少傾向にあります。

オーストラリアやイギリスでは既に稀ながんとなりました。

詳細は日本産婦人科学会のHPを御覧下さい。

当院では中学・高校生や20−30代の女性、海外留学生に多数接種しています。

過去の報道であった多彩な症状とワクチンの因果関係はその後も研究が進み、現在は否定されています。

これまで当院ではのべ1,100回以上接種していますが、重篤な副反応がみられた方は0名、転居などを除きほぼ全員が接種完了しています。

統計的にも年齢が若い方が疼痛などの軽い副反応の頻度も少ないようです

また、15歳までに1回目を接種すれば2回で完了します。

原則Web予約ですが、在庫状況によっては前日でも予約可能です。お電話でお問い合わせ下さい。

※当院ではシルガード9の男性承認が開始されましたので、男性は任意接種が可能です。