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2023.7.11
予約についてのお知らせ
2023.7.10
専用駐車場のお知らせ
2023.4.21
学生実習へのご協力のお願い
2023.3.31
4月から小児科で変わること
2022.11.7
当院の診療体制について
2022.10.1
第3回こども福祉用具展のお知らせ
2022.9.15
新型コロナウイルスの小児死亡例について
2022.9.9
コロナワクチンについて
2022.8.6
当院におけるCOVID-19への対応
2022.7.29
新型コロナウイルスに感染したら

予約についてのお知らせ

当院は原則予約制です。昨今の感染症の流行に伴い今年5月から当日予約枠の設置をしていましたが、

予約がとれない、当日枠もすぐ埋まってしまう

予約当日、直前にキャンセルやご連絡なく来院されない方がいる

予約外受診によりご予約の方の待ち時間がさらに発生してしまう

といった問題が出てきました。そこで、限られた医療資源の有効利用のため、今月から以下の対応とさせていただきます。

【ご予約された時間について】

「予約時間」は「受付完了の時間」とご理解下さい。受付から診療までの時間につきましては、診療状況によりお待ち頂くことがありますので、予めご了承下さい。

予約時間を15分以上過ぎて来院された場合は、その後の時間帯でご予約された方への影響が大きいため、自動キャンセルまたは予約外の扱いとさせて頂きます。

交通状況等で予約時間に遅れそうな場合は、あらかじめご連絡頂けますと幸いです

ご予約の方を優先して対応するため、予約外の患者様は長時間お待ちいただく可能性があります。予約患者さんの合間で対応いたしますのでご了承下さい。

診療状況により、予約外受診の受付を早めに終了することがあります。

【予約開始時期について】

一般診察:WEBでの予約枠を、1カ月前、1週間前、当日7:30からそれぞれ解放します。

当日が埋まっている場合もキャンセルがでていることがありますので、

1か月枠、1週間前の枠もご確認下さい。

1ヶ月前と1週間前の枠を同時に予約することはお控え下さい。

また、他の患者さんのためにも当日のキャンセルはなるべくお控えいただくようよろしくお願い致します。

当日予約は急な発熱などのお子様専用ですので、ご了承下さい。

ワクチン、乳児健診:従来通り2か月前からWEBやお電話でお受け致します。

専門外来:引き続きお電話でのご予約をお願い致します。

WEB予約がとれなかった場合も、症状が安定していて継続処方の場合、緊急性が高いと判断した場合(苦しそうな呼吸が続く、意識がおかしいなど)は可能な限り対応させていただきますので、お電話でご相談下さい。

お電話でのお問い合わせ時間は8:45〜18:15(土曜日のみ9:30〜)とさせていただきます。

ご予約が確定した患者様につきましては、来院前にWEB問診への入力へご協力をお願い致します。

これからも診療の質を維持しつつ、当院への受診を希望される方にできるだけ対応していきたいと思います。

今後もスタッフ一同、診療体制を見直しながら、改善していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

専用駐車場のお知らせ

当院の専用駐車場につきまして、マンションの建設計画に伴い2023年7月31日以降はご利用ができなくなります。お車でお越しの患者様には大変ご迷惑をおかけしますが、引き続き、当院1階の駐車場および周辺の提携パーキングをご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

提携駐車場につきましては、こちらを御覧ください。

学生実習へのご協力のお願い

当院は、東北大学医学部、東北医科薬科大学医学部の臨床修練施設に指定されています。

月に1日程度ですが、医学生による診察の立ち会いをすることがあります。

院長の指導監督の下で簡単な診察をすることもありますが、
将来の小児科医育成のため貴重な臨床実習の場ですので、
ご理解ご協力をよろしくお願い致します。

4月から小児科で変わること

4月から小児の医療制度面でも色々と変更点がありますので、主な変更点をお伝えします。

【こども医療費助成が拡大します】

仙台市のこども医療助成の所得制限が撤廃され、

0歳〜未就学児は外来受診が無料となります。

小学1年生から中学3年生までは、

初診時に500円の負担再診は無料となります。

助成には毎月の受給証の提示が必要です。

詳細は仙台市のHPをご確認下さい。

四種混合ワクチンが2か月からになります

安全性や効果が確認され、生後3か月から実施していた四種混合ワクチンが生後2か月から接種可能となります。そのため2か月健診と一緒に、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタワクチンとの同時接種をおすすめします。

アメリカ等では以前から生後2か月で上記ワクチンを同時接種しています。さらに四種混合にヒブが追加された五種混合ワクチンが開発され、日本でも今月、薬事承認されました。

来年度からは五種混合ワクチンが定期接種となりそうですが、2か月から接種となる見込みです。

四種混合には乳児期に感染すると重症化しやすい

百日咳に対するワクチンが含まれています。

発症や重症化を防げる病気は、ワクチンでしっかり防ぎましょう。

ワクチンについてはこちらをご参照下さい。

子宮頸がんワクチンが9価になります

小学校6年生から高校1年生までの間に行うHPVワクチンが、9価ワクチンに変更になります。

15歳になるまでに接種を始めた場合は2回

(6か月間隔)

15歳以上の方は3回の接種

(初回から2か月、6ヶ月後)

が必要です

HPVワクチンについてはこちらも御覧ください。

【2価ワクチンが小児でも適応となります】

こどものコロナウイル2価ワクチンは、5歳以上の追加接種(3回目以降)用で、

現時点では一回のみ接種可能です。

接種間隔等に変更がありますので、

接種券に同封された用紙や仙台市HPをご確認下さい。

当院の診療体制について

当院では開院時より感染対策の一貫として

診療をWEB予約制としていますが、発熱外来の患者数増加

12月までのインフルエンザワクチン優先接種等により、

ご予約が取りづらい状況が続いています

大変ご迷惑をおかけしております。

原則ご予約の方を優先して診察しますが、

お子様が急変した場合や緊急性に応じて

当日予約にも対応できるよう、わずかですが診療枠を確保しています。

時間を調整し対応致しますので、来院前にお電話でご相談を頂けますと幸いです。

予約外で来院された方につきましては、

混雑状況に応じて長時間の待ち時間が発生する

院外でお待ち頂く診察が困難といった場合があります。ご了承頂けますと幸いです。

クリニックの機能や診療の質を維持・向上しつつ、

できるだけ多くの方を診療できるよう、

院内の体制も引き続き改善していこうと思います。

ご理解の程、どうぞよろしくお願い致します。

新型コロナウイルス感染症が疑われる方はこちらをご参照下さい↓

専門外来をご希望の方は、こちらをご参照下さい↓

第3回こども福祉用具展のお知らせ

2022年11月13日(日)

第3回『福祉用具ってなんだろう?展』

を開催します。

この展示会は、主に福祉用具と出会うこども達やそのご家族のための展示会です。

また、福祉用具を使うこども達に関わる方、福祉用具に興味をお持ちの方はどなたでも参加可能です。

『福祉用具』って、どんなイメージでしょうか?

今はこども達が喜ぶ可愛い色やかっこいい福祉用具がたくさんあります。今回も、株式会社ジェー・シー・アイ様のご協力により、1、2回目とはまた違った新製品や海外の福祉用具などカラフルで新しい福祉用具を多数準備しました。

この展示会が、実用的なだけではなく使うことが楽しみになるような、お気に入りの福祉用具と出会うきっかけとなれば幸いです。

下のメールフォームより、ご希望の時間帯をお知らせ下さい。 

感染予防の観点から完全予約制です。

ぜひご家族でお越しください。

午後の後半は医療福祉事業者の方の優先枠としていますが、多くの方にご参加いただけるよう、ご希望がありましたらお気軽にご相談下さい。

新型コロナウイルスの小児死亡例について

国立感染症研究所から、2022年1月1日から9月30日までの日本での新型コロナウイルス感染後の小児死亡例の疫学調査が公開されました。

詳細はこちらをご参照下さい。

以下、簡単な要約です。

・全国で57人の小児が新型コロナウイルス感染症関連で亡くなっています

死亡例の半数(58%)は持病が無い児です。

・年齢は0歳:16%、1-4歳:32%、5-11歳:40%、12-19歳:12%です。

7月から死亡例が増加しています。

発症から4日程度で心肺停止しています。

主な原因は脳症、心筋炎、不整脈等です。

ワクチン接種対象年齢(5歳以上)の死亡例未接種者が88%、接種者が13%です。

どんな感染症でも数が増えると重症化や死亡例が出てきますが、それを防ぐ方法は多くありません。

SNSや口コミではワクチンについて心配になる情報も多く、悩まれている保護者の方も多いです。

しかし実際にほぼ毎日感染者を診療している小児科医として、

7月以降の第7波からは熱性けいれんが多いこと、

仙台市内の入院症例はほとんどが未接種の児であることが明らかとなっており、

接種の有無による重症度の差を確実に感じています。

また、ワクチン接種による心筋炎や不整脈等を発症した小児は、

宮城県では現在のところ確認されていません。

重症化予防のために、接種をご検討下さい。

コロナワクチンについて

現時点での当院の状況です。

【12歳以上の方】

9月16日、30日の接種枠を6名ずつ拡大しました。

対象は3回目または4回目の方です。

WEBからご予約いただけます。

10月以降は12歳以上のファイザーワクチンの供給予定がありませんので、追加接種をお考えの方はお早めにご検討下さい。

【5〜11歳の方】

10月分のWEB予約を開始しています。

予約枠は10月7日からの金曜16:30〜17:30です。

初回接種から3週間以上空けて2回目も同時にご予約をお願い致します。

10月から3回目接種が予定されています。

こちらは2回目の接種から5か月以上空ける必要があるため、あらかじめ日数を確認し、ご予約頂けますようお願い致します。

当院ではファイザー社製のみの取り扱いです。

いわゆるオミクロン株対応の2価ワクチンについては、

詳細が入りましたらHPでお知らせ致します。

過去記事はこちら↓

当院におけるCOVID-19への対応

当院では症状および周囲の状況・診察結果から

新型コロナウイルス感染症疑いのお子様について抗原定性検査PCR検査を行っています。

検査対象者は発熱など症状のあるお子様やそのご家族とさせて頂いています。当院初診の成人の方、無症状の方については対応しておりませんので、ご了承下さい。

濃厚接触者に当たる方はこちらをご確認下さい。

【検査方法について】

抗原定性検査はその場で結果が出ますが、

発熱してすぐの場合やウイルス量によっては陽性にならないことがあります。

午後からの発熱の場合、翌日の検査であればほぼ判断がつく印象です。

PCR検査はより少ないウイルス量でも検出することが可能ですが、

検体を採取後、宮城県医師会に委託しております。

翌営業日中に結果が届くことが多いですが、

検査数の急増により2日後となることがあります。

そのため、発熱直後はPCR検査

翌日以降の場合は抗原検査をお勧めしています。

8月5日より、ご家族に陽性者がいる場合に限り

みなし陽性」が可能となりました。

手足口病等も流行しているので慎重に診断します。

市内の小児患者の状況】

仙台市では7月から小児患者が急増しています

[宮城県HPより一部改変]

既に市内の二次・三次小児医療機関でも

受け入れ制限など小児医療の逼迫が起きています。

BA5になってからは特に熱性けいれんが増えた印象です。基礎疾患のない方の入院も急増し、小児病床はほぼ満床の状況です。熱性けいれんを繰り返しても入院できない、などといった状況が現実に発生しています。

感染した場合の重症化の予防後遺症のリスク回避にはワクチン接種が唯一の方法ですが、仙台市の小児の接種率は依然として低いままです。

【当院での対応について】

近隣の医療機関の休診発熱患者の増加等により、

予約の方もお待ち頂く時間が長くなっています。

電話も繋がりにくくなってしまい、

皆様に大変ご迷惑をおかけしています。

当院は新型コロナウイルス感染症の診断、

感染した方への電話再診、処方、

入院の要否についての保健所からの診察依頼

成人、小児のワクチン接種に対応しています。

連日数十名の陽性者を診察する中で、

当院でできることは限られていますが、

大切なお子様一人一人にしっかり対応できるよう、

スタッフ一同尽力してまいりますので、

ご理解の程よろしくお願いたします。

小児のワクチンは基礎疾患のない方についても

重症化や入院率を大きく下げること

がわかっています

当院で入院紹介や入院相談を受けている方も、

ほとんどが接種できない年齢または未接種の児童です。

11歳以下のワクチンは副反応も少ないため、

重症化や後遺症を減らし他者への感染リスクを減らすためにも、もう一度、接種についてご検討下さい。

過去記事はこちら↓

新型コロナウイルスに感染したら

当院のかかりつけ患者さんも含め、

仙台市でも新型コロナウイルス感染症

小児患者が増加しています。

一人のお子様が感染すると、

本人の健康状態や後遺症だけはなく、

ご家族、集団生活の場などに

多大な影響があります。

しかし、感染後のことについては

あまり情報がないかと思います。

今回、感染判明後の流れや自宅療養について

宮城県小児コロナウイルス感染対策チーム

資料を作成しましたのでご一読ください。

脱水や熱性けいれん、熱せん妄による入院が多いので、

脱水の予防、塩分と糖分の摂取、

解熱剤の積極的な使用がとても大事です。

お子さんがコロナウイルスに感染したら

【7月29日追記】内容を改訂しました

当院では「不安を安心にかえる」理念の下、

新型コロナウイルス感染症に対しても

ワクチン・検査・診察を通して

こども達を守るため対応していきます。