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2024.10.26
HPVワクチンのキャッチアップ延長について

HPVワクチンのキャッチアップ延長について

当院では子宮頸がん予防のため、HPVワクチンの

シルガード9、ガーダシルの接種を行っています。

定期接種は小学校6年から高校1年生の3月までが接種期間です。

現在、積極的勧奨の再開、接種機会を逃した世代のキャッチアップ接種が開始されています。

キャッチアップ接種は2025年3月まで対象者は無料接種ですが、

接種完了に約半年かかりますので2024年9月までの接種が必要です。

その後は3回で約9万円の接種費用がかかります。

追記:11月までに初回接種を終えれば、3回無料での定期接種が可能となりました。

詳しくは仙台市のHPをご参照ください

(※2025年3月までの接種分は無料で接種可能です)

キャッチアップ接種について

日本では毎年約1万人が子宮頸がんとなり、

20−30代の女性患者が増加しています。

そして毎年約3,000人が命を落としています

がんが治療可能な場合も、赤ちゃんが望めなくなることがあります

一方、日本以外の先進国ではHPVワクチンの普及により子宮頸がんは減少傾向にあります。

オーストラリアでは既に稀ながんとなりました。

詳細は日本産婦人科学会のHPを御覧下さい。

当院では中学・高校生や20−30代の女性、海外留学生も多数接種しています。

これまで当院でも400名以上に接種していますが、重篤な副反応がみられた方はいません。

統計的に年齢が若い方が疼痛などの副反応の頻度も少ないようです

また、15歳までに1回目を接種すれば、2回で完了します。

シルガード9、ガーダシルともに原則Web予約ですが、在庫状況によっては前日でも予約可能です。お電話でお問い合わせ下さい。

※当院では未承認使用となるためシルガード9の男性への接種は行っておりません