4月から小児科で変わること
4月から小児の医療制度面でも色々と変更点がありますので、主な変更点をお伝えします。
【こども医療費助成が拡大します】
仙台市のこども医療助成の所得制限が撤廃され、
0歳〜未就学児は外来受診が無料となります。
小学1年生から中学3年生までは、
初診時に500円の負担、再診は無料となります。
助成には毎月の受給証の提示が必要です。
詳細は仙台市のHPをご確認下さい。
【四種混合ワクチンが2か月からになります】
安全性や効果が確認され、生後3か月から実施していた四種混合ワクチンが生後2か月から接種可能となります。そのため2か月健診と一緒に、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタワクチンとの同時接種をおすすめします。
アメリカ等では以前から生後2か月で上記ワクチンを同時接種しています。さらに四種混合にヒブが追加された五種混合ワクチンが開発され、日本でも今月、薬事承認されました。
来年度からは五種混合ワクチンが定期接種となりそうですが、2か月から接種となる見込みです。
四種混合には乳児期に感染すると重症化しやすい
百日咳に対するワクチンが含まれています。
発症や重症化を防げる病気は、ワクチンでしっかり防ぎましょう。
ワクチンについてはこちらをご参照下さい。
【子宮頸がんワクチンが9価になります】
小学校6年生から高校1年生までの間に行うHPVワクチンが、9価ワクチンに変更になります。
15歳になるまでに接種を始めた場合は2回
(6か月間隔)
15歳以上の方は3回の接種
(初回から2か月、6ヶ月後)
が必要です。
HPVワクチンについてはこちらも御覧ください。
【2価ワクチンが小児でも適応となります】
こどものコロナウイル2価ワクチンは、5歳以上の追加接種(3回目以降)用で、
現時点では一回のみ接種可能です。
接種間隔等に変更がありますので、
接種券に同封された用紙や仙台市HP等をご確認下さい。