新型コロナウイルスの小児死亡例について

国立感染症研究所から、2022年1月1日から8月31日までの日本での新型コロナウイルス感染後の小児死亡例の疫学調査(第一報)が昨日発表されました。

詳細はこちらをご参照下さい。

以下、簡単な要約です。

・全国で41人の小児が新型コロナウイルス感染症関連で亡くなっています

死亡例の半数(52%)は基礎疾患がない小児です。

・年齢分布は0歳:28%、1-4歳:21%、5-11歳:41%、12-19歳:10%です。

7月から死亡例が増加しています。

・73%が発症から7日以内に死亡しています。

ワクチン接種対象年齢(5歳以上)の死亡例未接種者が87%、接種者が13%です。

・接種を受けて亡くなった方は12歳以上です。

どんな感染症でも数が増えると重症化や死亡例が出てきますが、それを防ぐ方法は多くありません。

SNSや口コミではワクチンについて心配になる情報も多く、接種を悩まれている保護者の方も多いです。

しかし実際にほぼ毎日感染した子を診察している小児科医として、

7月以降の第7波からは熱性けいれんが多いこと、

ワクチン接種の有無による症状の差を確実に感じています。

重症化予防のためにも、接種をご検討下さい。