子宮頸がん予防HPVワクチンについて
日本では20−30代の子宮頚がんが増えています。
毎年約1万人が子宮頸がんとなり、3,000人近くの女性が命を落としています。
早期治療が可能な場合でも、早産や不妊症の原因になることがあります。
詳細はこちらのサイトを御覧下さい。
日本以外の国では、HPVワクチンの普及により
子宮頚がんは減少しています。
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについて、積極的勧奨が再開されました。
2013年の定期接種開始当初、接種によるとされる「様々な症状」について報道がされ、
不安を感じている保護者の方も多いと感じていますが、
現在は予防接種との因果関係はないと結論付けられました。詳細は、厚労省のQ&Aを御覧下さい。
小学校6年生から高校1年生の年度末まで、
4価ワクチン「ガーダシル」を無料で定期接種することができます。
6か月かけて計3回接種が必要です。高校2年生に入ると残りが任意接種(有料)となってしまいますので、お早めの接種をお勧めします。
更に、今年の2月から9価ワクチン「シルガード9」が国内でも使用可能になりました。
ガーダシルはがん化を起こすHPV感染の65%を予防できると考えられていますが、
シルガード9は90%以上とされています。
海外ではこちらが主流となってきていますが、
現時点では定期接種での使用ができません。
高額になってしまうのが難点ですが、
高校2年生以上の方や任意接種をご希望の方はこちらをお勧めします。
シルガード9は「ワクチンQダイアリー」への登録が必要なワクチンです。
初回接種の際に詳細をご説明いたします。
また、当院では男性へのシルガード9の接種は行っておりません。
当院の任意接種ワクチンの価格はこちらです。
HPVワクチン接種をご希望の方はお電話でご相談・ご予約下さい。
4月2日追記:ガーダシル定期接種、シルガード9について、多くのご予約を頂いております。
HPVワクチンはネットニュースでも話題になっています。
シルガード9は当院では3月から接種開始しています。20−30代の女性や、海外留学生の方も多く接種しています。
ワクチンによって重篤な副反応がみられた方は、現時点では確認しておりません。
在庫状況によっては前日でも接種可能ですので、お電話でお問い合わせ下さい。
HPVワクチンは優先時間(14:30〜15:30)外でも対応いたしますが、アプリの説明や接種後30分ほど院内で休んで頂きますので、お時間に余裕を持ってお越しくださいますようお願い致します。