年度中の定期接種を忘れずに
定期接種はたくさんの種類がありますが、
年齢ではなく学年で定期接種期間が決まっているものがあります。
麻しん風疹(MR)ワクチンの2期と、
子宮頸がん(HPV)ワクチンです。
予防接種についてはVPDのサイトをご参照下さい。
現在、在庫による予約の制限はありません。
MRワクチンは、小学校入学前の年度(4月1日〜3月31日)に1回追加接種する必要があります。
年長さんは、速やかに接種しましょう。
同時に任意接種であるおたふくかぜ、三種混合、不活化ポリオワクチンの接種も推奨されています。
HPVワクチンは小学6年の4月1日〜高校1年の3月31日までに計3回の定期接種です。
※9価ワクチンが2023年4月から定期接種になります。詳細が分かり次第、HPでお知らせします。
3回の接種は6か月、最短でも4か月かかります。
HPVワクチンは下記の記事もご参照下さい。
定期接種の時期を逃さないようお早めにご相談下さい。Webまたはお電話で予約可能です。
コロナワクチンについては、インフルエンザワクチンを除き、他のワクチンと2週間空ける必要があります。
ここからは任意接種のお話です。
3種混合ワクチンが就学前と9〜12歳で推奨されています。これは国内外で時折、百日咳の流行があるためです。
4種混合ワクチンで一旦獲得した百日咳の抗体価が低下する小学生での流行がみられ、乳児に感染した場合は重症化する恐れがあります。
小さなご兄弟がいる場合は接種を推奨します。
就学前のおたふくかぜ、不活化ポリオの追加接種も推奨されています。
特におたふくかぜは感染力が強く、無菌性髄膜炎や難聴、精巣上体炎などの合併症が高頻度でみられる病気です。
予防接種についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。